取材記vol.2 入港、そして初せりへ。

松栄丸広報室新メンバー・藤本沙紀の取材記。初めて訪れる香美町柴山で感じた、空気、景色、人。解禁日の初漁を終えた松栄丸の入港から初せり、そしてお祭りの様子をレポート。

 

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雨模様で始まる入港の朝。

朝、目が覚めると外は雨。”もしかして、夜中から降っていたのかな…?松栄丸と海のスタッフたちは無事かな?”何度も窓の外を気にかけながら支度を済ませ、二日目の取材がスタートしました。

入港を迎えるその前に…

 

宿泊していた「海の音」の美人女将さんに取材をさせていただきました。女将の宮崎さんは大阪からのUターン。2年半前、旦那様と「海の音」を開業されました。「元々、子育ては海の端でしたかった」と、3人の子育てをしながら宿を経営される宮崎さんのライフスタイルはとても興味深く、わたし自身も勉強になるお話がたくさんありました。お美しく、バイタリティ溢れる宮崎さんの取材記は、また改めてUP予定です。

ついついお話に夢中になってしまい、慌てて「海の音」を後にすると、入港する松栄丸をお出迎えするため、柴山港へと急ぎます。

 

気付けば雨も止み、港へ到着すると、すでに松栄丸は入港していました。休む間もなく海のスタッフは獲ってきた蟹をせりにかけるため選別します。

 

慣れた手つきと長年の選別スキルで次々に蟹を仕分けていきます。船の上に溢れる、ものすごい数の蟹たちを黙々と選別する姿は真剣そのもの。わたしも夢中でシャッターを切ってしまいました。

 

もちろん社長も選別します。上物の蟹を一杯ずつ、丁寧かつスピーディーに選別していきます。

 

 

その横では「柴山がに初せり祭り」が始まり、続々と人が集まって来ていました。地元の幼稚園児が蟹のおみこしを担ぎ練り歩く姿や、地元の学生による吹奏楽の演奏、暖かいエビ汁やかに汁の販売が始まると、いよいよお祭り感が出てきました。

 

そしてお祭りの一大イベント、「松葉がにせり値当てクイズ」には、我々広報室メンバーも挑戦。一番船と二番船の最高値、2杯の合計金額を当てるというクイズ。景品はもちろん、松葉がに!!

 

 

松栄丸のみなさんも、蟹の選別を全て終えてやっと一息…ついてる間もなく、なんとそのまま再出航!今度は3日間の漁へ発っていきました。

 

いよいよ始まる初せり。

午後13時。せりの始まりを知らせる鐘を手に登場した守山さん。ピリッとした緊張の面持ちで出てくるかと思いきや…意外とリラックスしている様子。”楽しもう”という軽快ささえ感じる姿にちょっとだけ安心しながら、その後を追います。

 

…が、歩くスピードが速すぎて全く追いつかない!!そしてカラン・カラン・カラン・カラン…カラカラカラカラ~♪とせり開始の鐘が鳴ったかと思えば、凄まじいスピードで値札を読み上げ、次々に入札が決まっていきます。

呆気にとられていると、早くも松栄丸の番。やっぱりこちらでも何が起きたのかわからないスピードで入札が進んでいきました。(写真も追いつかないほど…)

 

凄い流れで人が集まってきたと思ったら、また凄いスピードで散っていく。柴山漁港は一発入札のため、余計に早く感じるのだとか。

 

とにかく、幸先の良いせりだったようでなによりでした。せりのあとは、わたしたちもお祭りを楽しみ(カニ汁も絶品でした!)

 

皆さんに、そして柴山にお礼を告げ、淡路島へと帰ります。(ちなみに、セリ値クイズの結果は惨敗!!)1泊2日の短期滞在でしたが、柴山でたくさんの空気や景色と出会い、たくさんの人の思いに触れられた二日間でした。

 

番外編…
帰り際、大変ありがたいことにセコガニのおすそ分けをいただいてしまいました。嬉しい!!けど、どうしよう…。そう、蟹なんて一度もさばいたことがないのです。セコガニの行方は、また番外編で!

 

 

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藤本 沙紀
藤本 沙紀

このたび、松栄丸広報室の一員となりました、藤本沙紀と申します!淡路島在住2年目の、フリーライターです。「紡ぎ屋」という屋号で、まだ見ぬ多くの“マイノリティ”が秘める価値や想いを、大きな景色に紡ぎ発信していくことを目的としたライター業・制作活動を行っています。これから読者のみなさまに、松栄丸のうみ・ひと・さかなの魅力を存分にお届けして参りますので、どうぞよろしくお願いします^^