驚きのハイレベル!柴山ガニの選別がすごい ―柴山ガニの美味しい秘密①-

柴山ガニの高品質はどのように築かれているのか!カニ漁で大忙しの柴山港を訪ねその秘密に迫ってきました!

日本屈指の高品質ブランド”柴山ガニ”


日本海を代表する冬の味覚、松葉ガニ。中でも柴山港で水揚げされる松葉ガニは、”柴山ガニ”と呼ばれる特別なブランドです。

水揚げ量も山陰トップレベルを誇る柴山港ですが、最大の特徴は何と言っても品質の高さ。柴山ガニの高品質はどのように築かれているのでしょうか。カニ漁で大忙しの柴山港を訪ね、その秘密に迫ってきました!

 

ランクはなんと300種類以上!柴山港の緻密な選別とは


たとえば足の一部分が欠けてしまっているカニと、一度欠けてまた生えてきた短い足があるカニ。
足に問題があることは同じ両者ですが、分類されるランクは別!

驚くべき細やかさで仕分けされている柴山ガニ。選別基準は300種類以上にも上ります。

選別が行われるのは、朝3時ごろから7時まで。カニの数も膨大です。
「なんとかセリに間に合うよう、必死にやっています。」と松栄丸の寺川社長。

数々の厳しい条件下でも、選別を正確かつ丁寧にこなしている松栄丸。地元の料理人からも「いいものと、そうでないものが混在することがない」と、深い信頼を寄せられています。

 

セリの結果を共有!更なる品質向上へ


そして柴山港の特徴は、セリの後、セリ人から漁師さんたちへのフィードバックがあること。内容は、その日の選別についての評価や、カニの全体的な状態について、などなど。

他に類を見ないほどの細かい選別基準も、こうした漁師と仲買人との密な情報交換から改良され、増えていったのだそうです。柴山ガニの品質は、漁師とセリ人、仲買人とが連携し、自ら高い基準を定めることによって磨き上げられてきたのですね。

 

チームワークが醸し出す一体感 柴山港のセリの風景


セリというと、ピリピリとした現場を想像していましたが、柴山港はむしろ穏やかな雰囲気。
セリの合間には、時折笑い声が起きたりすることもあるほどでした。

一年でも最も忙しいカニ漁シーズンの最中にお邪魔した我々も、有り難いことにお叱りを受けることもなく、最後まで取材をすることができました。

 

それぞれの持ち場でベストを尽くし、切磋琢磨する柴山港のみなさん。高い品質を生み出すチームワークが、和やかで清々しい空気を醸し出しています。

柴山ガニの美味しさには、まだまだ秘密が!どうやってカニを活きたままセリに出すの?次回は新鮮さの秘訣にググッと迫ります。


尾見 真理子
尾見 真理子

兵庫県の南の端っこ・淡路島で、愉快な仲間たちと楽しく暮らしています。離れているからこそ見えてくる北の港町・柴山の魅力、松栄丸の皆さんの笑顔と思い、旬の海の幸情報をお届けしていきたいと思っています。