柴山港の底ヂカラ!鮮度を保つ工夫がすごい ―柴山ガニの美味しい秘密②-

料理人さんからも信頼されるその品質。一体どのようにして柴山のカニは管理されているのでしょうか?その秘密に迫ります。

柴山港が発祥!団結力で実現した"活きガニで競る"仕組み

抜群の鮮度を誇る柴山ガニ!その大きな特徴は、活きたままセリにかけられること。水揚げしたカニは、まず船の上で大まかに選別され、船の生け簀(いけす)に入れられます。カニ同士が傷つけあわないよう、ハサミを輪ゴムでとめる細やかさ!さすが最高品質の柴山ガニです。

翌朝のセリに合わせ、船から下ろして厳密に選別し、港の特別な水槽に移します。セリが行われるのも、活きガニの入ったこの水槽の前です!

より新鮮な状態でカニを出荷するこの仕組み。全国に先駆けて行ったのは、なんと、この柴山港なのだそうです!

 

カニを元気に保つ工夫!港の水槽の秘密とは


活きたカニを元気な状態で保つには、カニが生息する海底と同じ状態を確保しなくてはなりません。
一時保存する港の水槽にも、すごい仕掛けがありました!

 


柴山港のまわりには大きな川がなく、海水に淡水が混じりにくい立地。この条件を利用して、なんと、漁港から300mほど離れた赤灯台周辺の海水を引き上げ、水槽に入れているんです。海水は紫外線殺菌して、新鮮な状態を保ちます。

 

このシステムも、もちろん港を挙げて開発したもの。画期的なことを次々と成し遂げてしまう柴山港の団結力!いやはや、恐れ入りました。

 

小型船の利点!更に新鮮な松栄丸の柴山ガニ


柴山港の団結力と創意工夫で築き上げられたブランド、柴山ガニ。その中でも、松栄丸の提供するカニは一味違います!松栄丸は通常5日~1週間かけて漁を行う大型船と違い、長くとも2日間で入港する小型船。漁から浜に戻ってくるまでの時間が短く、より鮮度の高い柴山ガニをお届けすることができるんです。

そして、鮮度を保つために迅速に行われる作業。その一つ一つの丁寧なこと。松栄丸の皆さんが当たり前のようにこなしておられる努力には目を見張るばかりです。こんなにも大切に出荷されている松栄丸の柴山ガニ。いったいどれだけ美味と思います?

 

ぜひ召し上がって確かめていただきたい!!!
現場をつぶさに拝見して、その思いを一層強くした取材班一同なのでした。


尾見 真理子
尾見 真理子

兵庫県の南の端っこ・淡路島で、愉快な仲間たちと楽しく暮らしています。離れているからこそ見えてくる北の港町・柴山の魅力、松栄丸の皆さんの笑顔と思い、旬の海の幸情報をお届けしていきたいと思っています。